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組織

ゴール(目的)をイメージすることの大切さ

こんにちは!

5月も終わろうとしていますが、5月病にならずに仕事を楽しめていますか?

5月病を回避したり治したりする方法は、体のアプローチになりますが、
今回は、仕事の進め方からのアプローチで、仕事をするときの楽しさを高めていく方法として「ゴールをイメージすること」について書いていきます。



「何のためにやっているのか」

これがわからないと、個人の生産性はびっくりするほど下がります。

逆に「私はこのためにやっている!」という目的が、
自分の価値観にドンピシャで、
それを意識して動いている時に、
人は最も高いパフォーマンスを発揮することができます。



でも、企業において、そんな人が何人いるでしょうか?

周りを見渡した時に、目的を理解して、
やる気に満ち溢れて邁進している人って、どれくらいいますか?

大きな企業になればなるほど、
少なくなってくるのではないでしょうか。

いやいや、自分の会社にはミッションもビジョンもちゃんとあって、
それがしっかり共有できている!

という会社もあるかもしれません。

そういう会社でも、社員のパフォーマンスを高めたい場合は、
ちょっと考えてみてほしいことがあります。




「社員一人一人が、どれくらいリアルに、
企業のゴールをイメージして、
それに対してワクワクしていますか?」


別の記事でも書いていますが、脳はイメージしたことしか実現できません。

企業のゴールが実現した様子を、ありありと思い浮かべて、
自分ごととしてどれだけワクワクできるか。

実はこれって、自分の価値観がわかっていて、
その価値観が会社のゴールを達成した時に満たされている様子をイメージできるかにかかってきます。

企業のゴールが字面でしか頭に入ってきていなくて、
どうもワクワクしない場合は、実現のための行動が取れずに、
任されたことだけやる、ということになりやすいです。


企業のゴールが実現したら、自分に起こるワクワクの未来は一体なんでしょうか。


顧客が幸せそうな笑顔で「ありがとう」と言ってくれる、
自社の製品で、顧客が不便さから解放されて、毎日がもっと楽しくなっている、
そんな様子を耳にして、自分も幸せな気持ちになっている、
自社製品を自分の娘が楽しんで使っていて、「パパこんなの作ってるなんてすごいね!」って言ってくる・・・


そんな具体的な一場面をイメージして、

「そうか、このためにやってるんだよな」

と思えたら、モチベーションは一気に向上します。


そして、具体的に行動を取っていけるかどうかには

「取るべき行動のわかりやすさ」

も大きく関わってきます。



ここでもまた言いますが、人はイメージしたことしか行動に起こせないのです。

「やりたい!」と思っていても、
「やり方がわからない!」という思いが同時にあると、
全然進めないんですよね。


よし、私はお客さんのためにずっと笑顔でいよう!と思ったとしても、
作業している時には真顔になっちゃうかもしれないし、
嫌なことがあれば笑顔も出にくくなっちゃうことがあるかもしれない。


笑顔になるにも「やり方」があって、

作業している時にも笑顔でいるには、
作業中もお客さんの顔を見て、
「この人が喜んだら私も嬉しいなー」
と想像したら自然と笑顔になれちゃうかもしれないし、

嫌なことがあった時にも、
自分の気持ちに寄り添って、
「そっか、嫌だったよね。私が叶えたい未来はこうじゃないよね。
 大事にしたいものは人に寄り添う気持ちだと自分は思ってる。
 だからこそどうしたい?」
と自分に聞いてあげることで、笑顔に戻れるまでの時間が短くなるかもしれない。


その「やり方」として、「取るべき行動のわかりやすさ」のある目標にすると、目的(ゴール)が叶えやすくなります。



ここを大事にすると、個人が自走していってくれるので、
マネジメントは楽になります。


だからこそ、期初の目的の再確認(イメージ化)と、
目標設定は、めちゃくちゃ大事なのです。



あなたの組織の目的や目標は、ただの飾りになっていませんか?

もしそうなら、今からでも社員一人ひとりとワクワクイメージしてみると、
この一年に得られる成果が大きく変わってきます。

仕事にもワクワクを!