前回は、自分をリソースフルにする習慣を、ココロの面からご紹介しました。
今回は、カラダ編です。
さて、今日のあなたの体の状態はいかがでしょうか?
絶好調?
体のどこかに張りや凝りがある?
疲れた感じがする?
なんとなく調子が良くない?
いろんな状態があると思います。
カラダをリソースフルにする上で、一番大事なことが
「状態に気づくこと」です。
忙しい毎日を過ごしていると、
状態に気づくことは後回しになってしまい、
その蓄積が様々な状態を引き起こす・・・なんてことがよくあります。
体の状態のチェック方法は、
姿勢(筋肉の状態)
体温
血流
リンパ環流
消化(排泄)
栄養の充足状態
など、多岐に渡りますが、
まずは「いつもと違う状態はないか」ということに気づくだけでも十分です。
それに気づいたら、対処をしてあげられます。
いつもより眠いなら、早く寝てあげればいいし、
いつもより凝りや張りがあるなら、リセットコンディショニングをしてあげればいい。
いつもより体温が低かったり冷えるならば、
運動するか温かい飲み物、お風呂に浸かることをしてあげたらいい。
今の体の状態に意識を向けるだけで、
体が欲しているものがわかるようになってきます。
一度、リソースフルな状態を体感すると、
それをベースに状態を確認することができるので、
「なんか違和感がある」ということから、
容易に対処方法がわかるのですが、
現代を生きている中で、
「体のリソースフルな状態がわからない」
という方の方が多いです。
昔から便秘症なので、それがスタンダードになっている、とか
両親も腰痛持ちだから、私も遺伝なのかも、とか
女性は冷え性が多いって言うしね、とか
何らかの症状があることが普通と考えがちですが、
それって、体からのサインなのです!
適切な対処方法や扱い方がわかれば、
改善してリソースフルな、グッドコンディションに持っていくことができます。
体質、もちろんあるでしょう。
遺伝、もちろんあるでしょう。
でも、あなたが思っているその「体質」や「遺伝」の影響は、
生活習慣が親子で引き継がれているために起きていることも多いのです。
「癌家系」と言う言葉を聞いたこと、ありますよね。
でも、これは遺伝子の問題というよりは、
「癌細胞を生みやすい生活習慣を家族でしている」
ということがほとんどです。
癌の原因の一つに、「低体温」というものがありますが、
体温が35℃になると、がん細胞が最も増加する、と言われています。
そんな低体温の状態を放っておいてはいませんか?
人の体温は、諸説ありますが、36.7℃はあるといい、と言われています。
内臓の温度は体温計で計った温度より、大体2℃くらい高いので、
36.7℃だと、内臓は約39℃。
この温度が一番、内臓の機能が良い状態になるとされています。
体温は、生活習慣で上げることができます。
他にも、癌細胞を作りやすい食生活だったり、
睡眠状態だったり、
体に負荷をかけてしまうような習慣は結構存在する上、
現代人の習慣になってしまっているものも多くあります。
病気は一日で治らないけれど、
病気になるのも、一日でなるのではなく、
じわじわと、蓄積でなるんですよね。
それに気づいているかどうか。
気づけたら、対処ができます。
だからこそ、「自分の状態に気づく」ということが、
リソースフルでいるために、まずは一番大事、ということです。
あなたの体は頑張りすぎていませんか?
頑張りすぎているならば、やり方を変えることを体は望んでいるかもしれません。
その声に耳を傾けてあげると、体はちゃんと応えてくれますよ^^