リソースフルでい続けられれば、パフォーマンスを高い状態を維持できますよね。
そのために大事な仕事(家事、育児含む)の仕方について、
今日は書いてみます。
一日の始まりに私がやっていたことは、
・その日一日のスケジュールを確認する
・その日一日のやることリストを作る
この2つでした。
それでも、どうも思ったようにいかない日が続いたのですよ。
「私の仕事の7割は、イレギュラー対応です!」
と言い張っていた時期もあるくらい。
人からの相談事、
人からの依頼事項、
どこから湧いてきた?というような仕事、
人が起こした揉め事の消火活動・・・
やることリストは次の日、また次の日と繰り越されていくことが常でした。
そして気づくと「緊急!!」という項目に埋め尽くされ、
今日もまたあくせくしながら働くわけです。
もし、私と似たような感覚をお持ちの方がいたら、
ぜひ、今日お伝えすることをやってみてほしいな、と思います。
「今日やること、ではなくやらないことを決める!」
「その日のやることリストを見る前に、今日がどんな一日になったらいいか、イメージする」
この二つです。
平本式の平本さんは、
「その日一日が終わる時に、どんな感情でいたい?」というように、
感情からイメージできるようにアドバイス下さったこともあります。
そりゃあもう、
「おー!今日も仕事やりきった!スッキリ!」とか
「今日も人に貢献できたわー!」とか
思って一日が終わったら爽快!ですよね。
でも、ほとんどの人がこのイメージを持たないまま、
目の前の仕事や作業にかかってしまっているのです。
この、今日一日、
どんな風に過ごせたら、
何があったら、
いい一日だったといえるかな?
と朝にイメージすることのパワーは凄まじくて、
叶うことがほとんどです。
何故ならば、人はイメージしたことしか行動に起こせないし、
「脳は空白を嫌う」と言うように、
イメージしたら、そのイメージと現状のギャップ(空白)をどう埋めようか!
と考えて、それを実現するための情報を自分に印象付けてくれるからです。
そしてその一日が終わった時の状態が、
自分の価値観が満たされた状態だと、
それだけでリソースフルな状態が続きます。
「やらないことを決める」というのは、
一見ネガティブなようで、
イメージした未来を実現する上で、
大事でない行動を排除していく、ということなので、
未来の実現に大きな影響を与えてくれるんです。
「私は今日、人の相談事を受けないことにします!」
ということではありません(笑)
今まで受けていた相談を受けないことで、
自分軸や周囲との関係性で問題がなければ、
受けるのを控えてみるのもいいかもしれませんが、
その人との関わりや今後のビジョンを考えた上で、
その相談を受けることが効果のあることなのか、
というように考えることができるようになってくるということです。
「自分の時間も大切にしたいから、時間を決めて相談を受けよう」とか
「急ぎでない、日々の愚痴であれば、今度にしてもらおう」とか
「その相談は私ではなく、上司にしてもらった方が良さそうだ」とか、
今までは来るもの拒まず、とばかりに受けていた案件を、
より効果的な方法で解決できるようになる、といった感覚です。
育児に関しては、
「やらないことを決める」ことは、仕事以上に効果を発揮してくれたと思っています。
日々生きている中で、どうも人の価値観とか、社会の価値観とかって、
自分に刷り込まれていくようです。
「母親はこうしていないといけない」
「子供はちゃんと育てないといけない」
「家は綺麗な方がいい」
果ては、
「何か月には何ができていないとおかしいらしい」とか
「離乳食は何か月から始めて、何を食べさせましょう」とかいったことまで、
情報としてどんどん入ってくるし、
まるで自分の価値観だと錯覚しているようなことも結構あります。
その中で、すっかりやられてしまっていたのが私でした。
子ども中心の生活で、
子どものことで気になることがあればすぐ検索魔になって、
自分の休む時間よりも、家事やその他の雑用に時間を割いてしまっていて、
体も心もボロボロでした。
もう人に会う元気もなくなるくらい。
自己肯定感など、パルメザンチーズのごとく粉々で、
どこかに吹き飛んでいってしまっていました。
でも、自分の大事にしたい価値観と本当に向き合ってみたら、
「家族も自分も健康で笑顔!」
というものが最優先だったと気づきました。
それまでも、「健康と笑顔は大事よね〜」と思っていたものの、
「心底大事にしたいことだー!」という自分軸と呼べる気づきではなかったので、
行動を起こすに至らなかったのです。
それがコーチングしてみて、
五感で感じて自分軸が明確になった途端に、
その他の物は無理なく捨てられるようになりました。
それこそ、
「今日の夜、家族が健康で笑顔でいられるには、何があったらいいだろう?」
と考えられるようになったので、
今までだったら考えられないようなショートカット(手抜き)もしますし、
「今日は散らかったまま、結構!」
なんて、心の底から許容できるようになりました。
保育園に18時まで預けるのは可哀想?
⇨こんなに素敵な先生方に見てもらえて、娘は笑顔でいるじゃないか!
一緒の時間に、今日あったことをいっぱい聞いてみよ!
娘がテーブルの上で納豆をこねくり回している?
⇨なんかよくわからないが、どうも感触を楽しんでいるらしい!集中してるぞ!
許容できる範囲だけ伝えてみるか!「机の上だけにしておくれ!」
ベッドに入っても眠れないらしく暴れている!
⇨寝かせることを手放して、今日の出来事を聞いてみるか!
マッサージもしてみる?・・・・あ、寝た。
価値観を大事にするだけで、
娘(イヤイヤ全盛期の2歳)とのぶつかり合いが、
驚くほど減りました。
(あとは、「前頭葉が発達していないのだから我慢できないのは仕方ない」
と自分を納得させていた面も)
「せねばならない」ことがとにかく多すぎて、
「しないこと」なんて発想がなかった時は本当にしんどかったです。
これだけで自分の人生を自分でハンドリングしている感覚が出てきますし、
リソースフルに直結するので、
「今日一日、どんな日になったらいい?」
「しないことを決める」
この二つ、とてもお薦めです。
明日は職場でも家庭でも、どんなことから笑顔を引き出そうかな〜。